https://www.furusato-tax.jp/gcf/443
神石高原チャレンジ基金によって、第1期の事業募集で支援を決定した「中ちゃん農園」様が、平成30年7月西日本豪雨で、せっかく育ててきた畑が全て流されてしまいしました。しかし、途方にばかり暮れていられない、前を向いて歩かねばと、このたび、新たにコメ作りのチャレンジを開始されました。神石高原町では、「ふるさと起業家支援プロジェクト」のしくみを活用して、ふるさと納税で、この取り組みを一緒に支援することになりました。神石高原チャレンジ基金でも大いに伴走して、このチャレンジを広げていきたいと思います。皆様方のご支援をお願いします。
神石高原地域創造チャレンジ基金 上山 実代表理事のコメント
地域で話を伺っておりますと、いままでの助成金・補助金だけでなく、この地域における新規起業や新分野への進出については、少なくなく、生活していくために様々な資源や知恵を投入していくことが望まれています。
その点を踏まえて、単に資金提供だけで留まることもなく、経営サポートの面まで踏み込んで取り組みすることで支援対象が支援を受けなければならないところから、自律的な経営ができるように、まさに文字通り「サポート」していく体制で、これから新しいビジネスチャレンジを支援しようと意気込んでおります。
話題をあつめ、期待の場所となっているという町長の紹介の中にもありましたが、ふるさと納税などをみておりましても、地域の中では9400人しかいない町に、その倍以上の全国の方々からご支援をいただき、神石高原町の返礼品が全国に届くようになってきたわけです。
このように、ふるさと納税は地域の課題解決プラットフォームであると共に、地方の事業者を育てて地域経済を活性化させる制度でもあります。
いわば、その気になればどこにいても日本中が市場になった中で、地域にビジネスチャレンジを生み出すエンジンとして、チャレンジ基金を地域の皆さんとともに活用してまいりたいと思います。