地域に自生する「よもぎ」を使ったお茶製造販売事業者の支援開始

「神石高原チャレンジ基金」から第7回の事業支援決定

「一般財団法人 神石高原地域創造チャレンジ基金」(略称:神石高原チャレンジ基金、上山実代表理事)は、第7回の事業支援として、神石高原町でのビジネスチャレンジ事業者(以下。「事業者」と称す)である株式会社アールティー(代表取締役:赤木 剛志)に対して400万円の支援開始を決定いたしました。今後は、支援決定した当該事業者に対して、資金的支援と伴走的支援を組み合わせたタイプの支援で二人三脚の運営を進めてまいります。またこれまでに、累計で23案件4億5,000万円の応募がありました。今後も継続して、支援検討を進めてまいります。また今年度上半期の事業募集は7月から開始予定です。

【第7回事業募集の経過】
2020年12月1日より募集を開始。神石高原町で事業を検討している事業者に対して、3回の募集説明会を実施(12/15-16、1/13)。また数度の個別相談を経て、2020年1月31日に募集を締切。1事業者から総額1,000万円の応募があった。その後、書類審査を中心とした第1次審査を経て、2月25日に事業評価選定委員会を開催して、第2次審査として事業者を選考、同日の理事会で選考として審議し、方針決定の上、その後詳細を決定し実行確定の運びとなった。

【決定した支援先】
代表の赤木剛志さんは、旧豊松村出身の方で、健康サプリメント等の販売や人材育成・斡旋業務を個人事業主として行われてこられました。この度よもぎ茶の製造販売をするにあたり株式会社アールティーを設立。町内のよもぎを買い取り、町内の空き倉庫を加工場として活用し、地元の人の手で加工されるということから地域での経済循環および新規雇用の創出が期待されています。

井上義雄理事のコメント「広島県神石高原町で生育した安心安全な「よもぎ」を神石高原町内で採集・加工まで一貫して行い、健康志向から人気の「よもぎ茶」として、地産地消モデルから新しい町の特産品を目指すビジネス支援に協力できることは大変意義がある。地域の人々にとってもこの地域での新しい働き場所として、雇用を創造できる拠点として、協力をお願いしたい」

詳しくは、神石高原チャレンジ基金のHPをご覧ください。
http://jinseki-kikin.jp/2020/4/10/news-34/

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