有害鳥獣被害をジビエで解決する事業者を支援!!~これまで捨てられていた命を利活用することで地域に賑わいを~

PR220908チャレンジ基金(告知)

「一般財団法人 神石高原地域創造チャレンジ基金」(略称:神石高原チャレンジ基金、上山実代表理事)は、第9回の事業支援として、神石高原町でのビジネスチャレンジ事業者(以下。「事業者」と称す)である株式会社BINGO(代表取締役:前田諭志)に対して1500万円の支援開始を決定いたしました。今後は、支援決定した当該事業者に対して、資金的支援と伴走的支援を組み合わせたタイプの支援で二人三脚の運営を進めてまいります。
またこれまでに9回の事業募集を行い、累計では29案件5億7,200万円の応募がありました。今後も継続して、支援検討を進めてまいります。また今年度下半期の事業募集は12月から開始を予定しております。

【第9回事業募集の経過】
2021年12月1日より募集を開始。神石高原町で事業を検討している事業者に対して、3回の募集説明会を実施(12/14-15、1/12)。また数度の個別相談を経て、2022年1月31日に募集締め切り。2事業者から総額8,500万円の応募があった。その後、書類審査を中心とした第1次審査を経て、2月22日に事業評価選定委員会を開催して、第2次審査として事業者を選考、同日の理事会で選考対象を審議し、方針決定の上、その後詳細を決定し実行確定の運びとなった。今回、総額枠を設定し、8月に第一次支援として、1500万円を実行予定。その後、事業の進捗を確認しながら追加の支援を検討して実行する想定。

【決定した支援先】
株式会社BINGOは元々福山市新市町にて事業を行っておられ、今回神石高原町で事業を取り組むにあたり神石高原町小畠に移転されました。平成29年から有害鳥獣駆除・食肉製造・販売を行っておられ、その経験を活かし今回神石高原町内にて同事業の展開を計画。今秋には工事を完了させ事業開始予定。神石高原町も協力関係にあり、2名の地域おこし協力隊が派遣される。単なる有害鳥獣駆除ではなく、ジビエとすることで捨てられていた命を利活用する。狩猟者の負担を軽減することで、既存の高齢化した狩猟者の継続、若手狩猟者の新規獲得を目指されるものになります。

上山実理事のコメント「 町内での野生鳥獣被害は増加の一途をたどり、有害鳥獣対策は喫緊の課題であります。町も地域おこし協力隊を2名採用し、猟友会と連携し田畑を守るために鳥獣駆除に取り組んでいます。(株)BINGOの事業は、駆除された野生鳥獣の命をいただくジビエ料理の食材としても展開され、加工、販売、環境保全取り組みで、有害鳥獣被害対策や地域活性化に貢献する事業であります。その(株)BINGOの活躍を期待して支援していきます。 」

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