2022年 年次報告書

皆様からのご理解、ご協力のおかげで事業を行うことができたチャレンジ基金の2022年の年次報告書をまとめました。支援先の皆様からのメッセージもございます。ぜひ、ご覧ください。

2022年 年次報告書

長期化するコロナウイルス感染症に加え、物価高騰による事業へのダメージがあるものの、基金としては事業の資金および事業運営支援は継続実施。

神石高原地域創造チャレンジ基金(通称 チャレンジ基金)は、神石高原町地域における産業の振興をはかり、地域のにぎわいを創出することにより、当該地域の事業体の運営を支援し、当該地域が継続的なコミュニティーとして発展拡大することに寄与することを目的に、事業資金支援、事業運営支援、その実績を発信することにより、地域のにぎわいの創出にも貢献する活動を2017年より継続して行なっています。

今年も支援先は増え、現在、支援先は10事業。合計9,840万円事業資金支援を行なっており、自然豊かな神石高原町ならではの神石牛関連牛舎の拡大や古民家ゲストハウス事業、ジビエペットフード事業など多岐にわたります。

本年次報告書で、支援先事業についてご報告をさせていただきますが、支援先の皆様は、コロナ禍において、柔軟に事業計画を見直し、着実に事業を進められておられます。中ちゃん農園は、悪天候やコロナによる売上減少等もありましたが、当初想定より1年早めに償還していただき、初の支援分資金を完済いただいた支援先となりました。

また基金も設立5年をこえ、おかげさまで支援先数が拡大してきたこともありまして、現在(2022年2月時点)までの支援による効果をいくつかの切り口でまとめてみましたので、本報告書にて効果を定量的にご共有いたします。今後も継続して確認してまいる所存です。

私たちは、今後も継続して支援先事業者のみなさんとともに、活動を続けてまいります。また、事業遂行の苦労を乗り越えた経験とノウハウは、広く地域創生を目指す全国の仲間たちにも情報を共有し、地域創生のプラットフォームとなるべく尽力してまいります。

引き続き、ご指導ご鞭撻のほどどうかよろしくお願いいたします。

一般財団法人 神石高原地域創造チャレンジ基金(通称 チャレンジ基金)
代表理事 上山実

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